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ESGの実践は、何度も繰り返すサイクルであり、その道のりは長いものとなります。ざっくりとしたステップは次のとおりです。
ESG実践の責任者を任命する
ESGの実践は、プロセスの責任者を決めることから始まります。その責任者は次の要件を満たす人がベストです。
- 経営幹部である
- ESGに時間を割く余力がある
- 週2〜3時間(スタート時)、月によってそれ以上の場合も(注:時間はスタートアップが成長するにつれて増える見込み。最終的には多くの企業がサステナビリティやESGの専任担当を設けている)
- さまざまなステークホルダーを動員できる
- 社内でも、あらゆる部門や階層の従業員に対して影響を持つ人が望ましい
- ESGに対する興味や推進する意欲がある
残りのステップについては、次の章から順次説明していきます。