MPower

マテリアリティを決定したら、それぞれについてのアクション(行動計画)を決めていきます。ここで押さえるべきポイントは次のとおりです。

  1. 自社の重点分野に沿ったアクションを選びます。企業のミッションやビジネスモデルに沿うアクションを実践すれば大きなビジネスインパクトが見込めるため、「やらないよりまし」程度の結果に終わることはありません。
  2. 量より質で勝負。実行可能な範囲で、自社とステークホルダーが最大級の効果を得られるアクションを2~3個絞りましょう。各アクションをより実行しやすくなり、成功がぐっと近づきます。
  3. アクションは測定可能なものにしましょう。進捗を数値で測ること、そしてその進捗管理の責任者を決めることも重要です。
  4. アイデアやインスピレーションを得るために、テック業界以外にも目を向けてください。同業他社の取り組みを知るのも大切ですが、ほかの業界や業種、市場にまで視野を広げれば、新たなアイデアが見つかるかもしれません。
  5. 定期的に進捗を確認します。ロードマップを作成して進捗確認スケジュールを立てたら、それに沿ってステークホルダーに最新状況を報告しましょう。ステークホルダーごとに求めるコミュニケーション方法が異なることもお忘れなく。

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